「大麻の種類」日本で違法/合法な部位とは?【徹底解説】

大麻は危険で違法なものと教えられてきたけど最近は合法になった国も多いよね。日本でも合法の大麻ってないのかな?合法な種類と違法な種類の大麻の違いについて教えてほしい!

 

アメリカやカナダでは「大麻の合法化」が進んでいますよね。

現代になって「なぜ合法化されるのか?」「日本はなぜ違法のままなのか?」疑問に思っている人もいるでしょう。

 

実は「日本でも合法な大麻」があります。

 

本記事では大麻の種類と「違法・合法」の違い、大麻の違法性について解説しています。

・大麻の種類
・合法な大麻
・違法な大麻
・違法な成分
・大麻の歴史

 

 

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「大麻の種類」日本で違法/合法な部位とは?

 

 

日本で言う「大麻」ですが色々な呼び方や別名があることを知っていますか?

 

・大麻
・麻
・大麻草
・ヘンプ
・マリファナ
・クッシュ

 

海外では「マリファナ」と呼ぶことが多いです。海外ドラマや映画でも登場しますよね。

実は「マリファナ」は英語ではなく、スペイン語の興奮剤の意が変化した名前です。

 

日本でも大麻が原料の商品が販売されており「ヘンプ」と名前を変えて売られています。

大麻という危険なイメージから商品が売れなくなるのを避けているんでしょうね。

 

 

大麻は以下の4つの種類があります。

インディカ種
サティバ種
ルデラリス種
アフガニカ種

 

その中でも大きく3つ「インディカ種」「サティバ種」「ハイブリット種」に分けられ、それぞれ見た目や効能、特徴が違います。

 

 

インディカ種

 

インディカ種の大麻草の見た目の特徴がコチラ

・樹木の背丈が低い
・葉っぱが太い

 

インディカ種は小さいと60cm、大きくても2mほどの大きさで葉の形も広く厚いのが特徴、他の種類の大麻に比べて開花が早く比較的涼しい気候のところでも育つ特徴があります。

主な効能は身体全体に作用するリラックス効果。

 

鎮痛効果、食欲増進、睡眠導入、精神安定など、身体も心も弱っている患者に効果的

 

向精神作用のある「THC(テトラヒドロカンナビノール)」の含有量が高いので、身体が重く感じたり、眠りやすくなります。

インディカ種の中でも一番強い効能がある種を「Kush(クッシュ)」という大麻草です。

 

 

サティバ種

 

サティバ種の大麻草の見た目の特徴はこちら

・樹木が高く成長し伸びる
・葉っぱが細い

 

サティーバ種は小くても1.5m、大きい個体だと7.5mまで育ちます。葉の形は細く、一般的に知られている形です。

 

サティーバ種はインディカ種に比べてCBDの含有量が多いという特徴があり身体への効果よりも精神への働きに強く、主に脳への効果を発揮します。

高揚感や疲労感の回復など、リラックスというよりも日中の行動向きといえます。そのため、睡眠にはあまり適しません。

 

効能としては、精神疾患、偏頭痛、生理痛の緩和に適しています。どちらかといえば、女性はこちらが向いているようです。

CBDについてコチラで詳しく解説しています。

 

 

ハイブリット種

 

ハイブリット種は、インディカ種とサティバ種を交配して出来た、名前の通りハイブリットな種類の大麻草です。

・インディカ種サティバ種の効能を持つ

 

特徴としては、インディカ種とサティバ種の両方の性質をもち、インディカ種の鎮痛作用は必要だけど、重くならない、眠くならない

 

日中でも元気に動けるような効果があり、大麻が合法化にともなってハイブリット種の開発や交配が進み今後はハイブリット種も増えてくる気がします。

それに伴って新しい仕事「ハーバリスト」も誕生しました。大麻草の成分や調合のスペシャリストですね。

 

ちなみに、100%インディカ種とかサティバ種という分け方厳密にはなく、どちらの成分が多いか?ぐらいでざっくり分けられています。

 

 

日本でも合法な大麻の部位・用途

 

大麻は捨てるところが無い植物と言われています。

植物の中で「大麻」ほど様々な効能を持ち、色んな用途があるものは珍しいでしょう。

 

大きく分けて以下の4つの部位に分けられます。

(花軸にある花や実が集まったもの)
・葉
・茎
(くき)
・根

 

 

この中でも「日本で合法利用されている」のは2つ部位だけ

・種
・茎
(くき)

 

大麻の種(タネ)

 

大麻の種は合法です。日本でもたくさんの商品に使われています。

・食用
・食用油
・化粧品
・石鹸

 

日本人の95%の人が知らないと思うのですが、実は身近な食材に大麻の種が入っていているんです。

なんだと思いますか?正解は「七味」です。

 

七味の成分表記を見れば「麻の実」という名前で入っているのが確認できると思います。

そのほかだと大麻の実の油「ヘンプシードオイル」などの油があります。

 

大麻の種「ヘンプシード」は健康成分が豊富で、さまざまな健康食品に使われています。

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茎も合法です、食用ではないので主に産業用。

・糸
・ロープ
・織物
・新道儀式
・燃料
・紙や建材
・プラスティック

 

麻ひも、ロープとかホームセンターで普通に売ってますね。

 

また、海外や日本でも昔からシャーマンや神道儀式には必ず麻が使われています。

伊勢神宮の天皇参拝時に行われる舞があるのですが、その時に切る装飾品は麻で作られた物を使います。

歴史的にも麻は神聖な物、邪を払う意味で用いられてきました。

 

 

大麻の違法な部位・用途

 

日本では違法の認識でOKです。

違法とはいえ用途があり、国や州によっては合法化されています。

 

日本で違法な部位はコチラ

・穂
・葉

・根

 

「穂」と言ってもわかりにくですが、草の先に花や実が群がり付いた部分を指します。

 

用途は「医薬品」「嗜好品」の2つです。

葉と同じく、乾燥させた穂からとれる、カンナビノイドは104種あってTHCやCBDの成分はその中の一部です。

 

マリファナのマークといえばこの葉っぱのマークですね。

主な用途は「医薬品」「肥料」「飼料」です。

 

医薬品としてTHCやCBDの抽出に使われることは知っていましたが、豚の飼料としても大麻草の葉が使われているようです。

リラックス効果があるので畜産などの現場でも動物のストレスを減らす効果があるんでしょうね。

アメリカのオレゴン州で実験的に試しているようですが、科学的効果は確認していなのだとか。

 

 

大麻の根っこも利用価値がありますが違法となっています。

用途しては「土壌改良」の効果があります。

 

大麻草は、雨の降らない枯れた土地、寒冷地でも育つ強い植物で、雑草の類と同じです。

なので、荒れた固い土地でも根を伸ばし、成長した茎や葉などが土の栄養になります。

 

2006年、北海道で肥料の過剰投入で土壌内に残留し、地下水汚染の原因となる硝酸性窒素を、旺盛な成長力の産業用大麻がどれだけ吸収するかを実験がありました。

結果的に、吸収力が高いとされるデントコーンなどの深根性作物の3倍の吸収力があり、

茎などは産業用として利用できる価値があると新聞で発表しています。

 

 

 

大麻と日本人の深い歴史

 

「大麻」という植物は、日本の歴史上でもよく登場します。

 

違法性があると言われていますが、現在の日本でも以外なところで使用されていて、

たとえば、伊勢神宮の舞で使われる衣装、相撲の化粧まわし、神社のしめ縄など神具として昔から使われていたようです。

そこで使われている大麻は国から許可を得て栽培している人たちがいます。

 

大昔から大麻と日本人には深い関わりがあったのに、今の日本人は「大麻は危険」「大麻は違法、犯罪」と脳停止な知識しか知りません。

なぜ知らないのか?いつから法律で禁止されたのか?

知らないものは確かに怖いですが、事実知ろうとしないのは恥ずかしいことです。

 

真実を知ること、それを確かめることは難しいかもしれませんが筆者が調べた結果を紹介します。

 

大麻は薬として使われていた

日本では死亡原因の一つとしてガンが増えています。

これだけガン患者が増加しているわけですが、戦争に負けた戦後では、ガンは1万人に1の奇病と言われていました。

具体的にいうと、昭和23年からがん患者が増加しているらしいです。

 

この昭和23年前後の時代から何が変わったのか?

調べた結果、日本人が日常的に大麻を吸わなくなった時代だといいます。

 

嗜好品が大麻から、たばこやお酒に変わったタイミングです。

それまでは、ぜんそくの薬や鎮痛剤として活躍していて、日本医学の資料に「日本薬局法」では1886年~1956年で大麻の処方が病院でもあったといいます。

また時代劇や昔の写真などで見る「キセル」はもともと大麻を吸う道具だったそうです。

 

大麻自体にガンを治す、予防する直接的な効果はないかもしれませんが、

万病の元である「ストレス」の緩和には間違いなく効果を発揮します。つまり間接的に病気にならない効果が期待できるのではないか?と推測しています。

 

そう考えてみると「なぜ大麻は違法なんだろう?」「病気になりにくいならメリットじゃないか?」と思いますよね。

日本が変わったきっかけはどこだったんでしょう。

 

大麻が違法になった理由

 

1945年 第二次世界大戦に敗れた日本は、アメリカのGHQからの指令でさまざまな命令を受けます。

その一つに大麻の栽培や所有の禁止がありました。

 

ここで日本で大麻が「禁止・違法」と変わったんです。

政治家がそのまま「日本国内での所持、栽培、製造、輸出、輸入を禁止」しました。薬や治療薬として活躍していた大麻が今後一切禁止となります。

戦争に負けるというはそういうことなんだと思いますが、きっかけはアメリカなんです。

 

GHQが大麻を違法にした理由はいろいろウワサや都市伝説がありますが、一節では、アメリカが日本を弱体化させる為に大麻を禁止したが濃厚だと思います。

大麻を禁止することで嗜好品が大麻からたばこや酒に変わります。

結果的に日本という国が弱くなり、たばこや酒などアメリカの利益が増えるという計算。

 

ここで違法となった大麻は、歴史的にも教育的にも抹消され、現在の日本においても大麻の情報は「悪」の一辺倒な情報しか出回りません。

「大麻の成分であるCBDやTHCが難病の人を助けている」という情報は日本のテレビでは報道しないんです。

 

たしかに大麻には酩酊作用があり、大麻使用時の交通事故などニュースになっていましたが。それはお酒も同じことです。

お酒の飲みすぎでアルコール中毒で死ぬことはありますが、大麻の摂りすぎで死ぬことはありません。

意外と知られていない事実です。

 

古事記や日本書紀にも登場

歴史は古く、日本以外のインドや中国など何千年も昔から大麻と関わりがあり、

日本は縄文時代から大麻が人とともに存在したことが確認できています。

 

大麻は食糧としては栄養価が高く、薬としての役割も果たします。茎は紐や飼料になり根は土壌改良になる。

そしてどんな土地でも育つそんなスーパー植物を使わない利用しない訳がないんです。

 

古事記の逸話は複数ありますが、そのなかでも「天岩戸の伝説」があります。

伊勢神宮などで祀られている「天照大神(あまてらすおおかみ)」そして、弟の「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」の話しです。

 

素戔嗚尊がイタズラばかりするので、天照大神が怒って天岩戸へ隠れてしまう。天照大神は太陽をつかさどる神様なので、世界から光がなくなった。大変だとみんなが困る。周りの神達が作戦を練って天照大神を穴から出そうと企てますが、なぜか「踊ろう」となり、踊りが得意な女の神が踊りまくる。それを見た周りの神が騒ぎまくると、天照大神も気になって出てくるのではないか?

そんな作戦です。

結果的に天照大神が出てきたタイミングで、二度と穴に戻れないように穴に縄を張り戻れなくしたというオチなんですが、その縄は麻で作られた神聖な縄だったそうです。

神話にも麻が使われていたというお話でした。

 

 

まとめ

 

「大麻の種類/違法と合法」のまとめです。

 

・インディカ種
・サティバ種
・ルデラリス種
・アフガニカ種
・インディカ種
・サティバ種
・ハイブリット種
・種
・茎
(くき)
・穂
・葉

・根

 

日本における大麻について紹介しましたが、「違法」「危険」と思っていた大麻のイメージが変わったのではないでしょうか。

 

現在、アメリカやカナダでは嗜好用大麻が合法化、アジアやヨーロッパでもその動きが広がっていますが、

私達日本人が大麻合法の国へ行って大麻を使用することは違法です。

合法の国だからOKと勘違いをしている人もいますが違法なので覚えておきましょう。

 

大麻の効果を最大限に引き出しつつ、合法なCBDの商品をレビューした記事もありますの併せて読んでみてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました!

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