【仮想通貨】半減期ってなに?【でも知らなくてもOK】

半減期ってなに?仮想通貨の値段が半分になってしまうのかな?半減期が来る前に売ってしまったほうがいいの?そこのところ詳しく教えて

 

 

そんな疑問にお答えします。

 

仮想通貨歴3年の筆者が、初心者に向けて解りやすく「半減期」を解説します。

 

・半減期ってなに?
・なぜ半減期があるのか?
・どんな影響があるのか?
・今後の半減期について

 

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【仮想通貨】半減期ってなに?【でも知らなくてもOK】

 

「半減期」ってなに?

簡単に説明すると、半減期とは仮想通貨のマイニング報酬量が半分になってしまう時期のことです。

 

マイニング?なにそれ?って方はコチラを参照ください。

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マイニングを簡単に説明すると、

取引や送金などのブロックチェーンの生成をする作業です。

マイニングを成功すると、報酬として仮想通貨が分配される仕組みになっています。

 

 

そのマイニング報酬が半分になる。つまり、マイニングして稼いでいる人には残念なイベントということです。

取引だけしている私たち投資家は、あまり関係が無いといってもいいです。

ただ報酬が半分なることに関して、少なからず仮想通貨業界に影響は出るのでその辺も解説していきます。

 

ちなみに、半減期は仮想通貨によって時期が異なります。

だいたい4年に1度のタイミングで起きると言われています。

 

 

なぜ半減期があるの?

 

なぜ半減期ってあるのかな?

 

マイニングしている人からすると、

「取引や送金処理をしているのは自分たちだから沢山報酬が欲しい」

 

と思うはず、

 

一般投資家も

「自分たちの仮想通貨を支払うわけじゃないし、報酬はいっぱいあってもいいのでは?」

 

と思いませんか?私はそう思っていました。でも、理由に知ってなるほど!と納得。

結論からいうと半減期は「価値のバランス調整」のために必須ということ。

 

仮想通貨に限らず、物の価値は需給のバランスで変動します。

 

最近の例で例えると「マスク」です。

コロナが流行った影響で、マスクの在庫なくなりマスク自体の値段も2~3倍に上がりましたよね。

限られた数に対して「欲しい!」と思う人が多ければ価値はどんどん上がっていきます。

※金やダイヤモンドのように地球から採れる量が決まっている物と同じですね。金やダイヤモンドが道端に転がっている世界なら価値は無くなります。そして装飾品や指輪にしようと思わないかもしれませんね。

 

だってダイヤモンドって炭と同じただの炭素ですから。

 

仮想通貨も発行枚数に限りがあるからこそ価値が保たれるわけで、

世の中に広まって沢山仮想通貨が存在する状態なのに、マイニングによって沢山発行してしまうとどんどん仮想通貨の価値が下がります。

今後、仮想通貨が増えて広まれば市場はどんどん活発になりますが、その反面、数と価値の観点からいうと価値は下がります。

 

需要が下がる(価値が安定)ことを見越して、マイニングによる発行量も減らす。それで価値のバランスを取っているということです。

 

 

半減期はどんな影響がある?

 

半減期が来ると市場にどんな影響があるのか?

 

影響は2つ考えれます。

・仮想通貨が値上がりする
・マイニングする人が減る

 

仮想通貨が値上がりする<メリット>

実績として、過去半減期を迎えるタイミングで価格が上がっています。

ビットコインを例に挙げると、2012年11月、2016年7月、2020年05月の過去3回半減期を迎えています。

 

半減期1回目の正確なチャートがないので、2回目3回目のチャートを見てみましょう。

<2016年7月 2回目の半減期>

<2020年05月 3回目の半減期>

 

チャートから分かる通り、半減期が来る少し前から価格が上がり、少し下げてまた持ち直しています。

単純に、マイニング報酬が減る=世の中に出回る仮想通貨が減る=価値が上がる。

と思っていました。マイニング報酬を得たマイナーが売却するコインが減るため、買いが強いので価格が上がるのかもしれません。

 

 

マイニングする人が減る<デメリット>

マイニングには専用ハードウェアの購入や高い電気代など維持費が掛かります。マイニング報酬が半減されると、費用に対して利益が少なくなりますよね。

 

そうすると、半減期が来ていないコインやマイニング報酬が高いコインのマイニングへ移ってしまうなど
マイニングする人(マイナー)が減ってしまうという懸念点があります。

 

マイニングされないと取引や送金処理がされないので、
大げさな話、今後コインが成り立たなくなるかもしれないという問題があります。

 

 

半減期が無い仮想通貨もある

 

仮想通貨はビットコインやイーサリアムなど、

有名なコインの他に、たくさんの無名コインが存在しています。

 

どんどん新しいコインが生まれているので正確な数は不明ですが、約2000種類ほどありその多くが「半減期」がないコインがほとんどです。

半減期が無いコインは「コインの発行上限がない」「発行上限に達している」「マイニング自体必要ない仕組み」などの理由があります。

 

・ネム(NEM)
・イオス(EOS)
・ネオ(NEO)
・リップル(XRP)

 

半減期がある理由として価値のバランスを保つためと前述しました。こちらの半減期が無いコインはどうなるのか?というと

やはりビットコインのように高い価格になることはなく、

1~100円以内の価格帯がほとんどです。

 

その分、送金速度が速いとか価格が安定しているから通貨としての役割に向いているとか、コインのメリットもまた違っています。

 

 

代表的な仮想通貨の半減期一覧

 

最後に半減期がある代表的なコインの直近の予定を紹介します。

仮想通貨半減期予定日
ビットコイン(BTC)2020年5月※終了
モナコイン(MONA)2020年7月※終了
ジーキャッシュ(ZEC)2020年10月
ビットコインキャッシュ(BCH)2021年8月

 

あくまで予定です。ズバリこの日!って誰かが決めるわけではないので参考程度ですが、

前述したとおり、半減期の1~2か月前から徐々に価格が上がりだし、一旦下げが入りまた上がるという可能性があるので、投資対象としてチェックしてみるのもいいかもしれませんね。

 

まとめ

 

はい、まとめです。

 

マイニング報酬量が半分になってしまう時期のこと、マイニングしていない人はあまり関係ない
仮想通貨の価値のバランスを調整している、とても重要な役割がある。
半減期が来る少し前に価格が上がる傾向がある、あとはマイナーが離れる可能性もあり

 

ということで半減期について解説しました。どうでしょうか。

あまりマイニングしていない人からすると「なんだそれだけか、知らなくてもよかった」と思うかもしれません。

実際その通りで、「半減期ってなに?暴落するの!?ガクブル」しなくて済むようになる程度のレベルです。

とはいえ、半減期の話しをする機会があれば(あるのか?)

「え、知らないどうしよう」と怯えず、自信をもって「おれマイニングしてねーから関係ねー」と言えます。まぁそれだけ

 

今回はここまで最後までお読みいただきありがとうございました。たろーでした。

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