そうお困りではありませんか?
本記事はICO/IEOについて、仮想通貨初心者の方でも分かりやすい解説します。
・メリットとデメリット
・注意する点
・ICO/IEOへ参加するには
【仮想通貨】ICO/IEOとは?ダマされない為の注意点!【初心者必見】
こんにちは、たろーです。
私は仮想通貨投資歴3年、これまで4回ICOへの参加経験があります。ICOへの参加当時は「爆上がりするコインが安いうちに買える」という安直な考えで購入し、痛い目を見てきました。
今回は、仮想通貨投資を始めた頃の自分に教えてあげたかった、ICOの注意点と今後主流となるIEOについてまとめました。
仮想通貨初心者の方、ICO参加を検討している方の参考になれば幸いです。
ICOってなに?IEOってなに?
ICOとは?
ICOは「イニシャルコインオファリング」の略で、株式投資のIPOをイメージ出来る人なら、仮想通貨のIPOと思うと想像しやすいです。
投資家から見たICOをカンタンに説明すると「開発される上場前の仮想通貨を安く購入できる投資」です。
もう少し深堀すると、仮想通貨は、ビットコインをはじめ様々なコインが発行されています。
新しいコインの発行は、コイン発行元が計画、開発、運営、マーケティングなどお金と時間と労力を使っていますが、一個人や企業では到底資金が足りません。
そこで、私たち投資家の出番です。
上記の図が完成します。
投資したコインが順調に開発されて無事投資家に配布される。その後、仮想通貨取引所へ上場した、ICOで購入した価格の10倍~100倍になった。
そういったコインが今まで沢山ありました。投資家からすると確率の高い宝くじ感覚の投資といえますし、コイン運営元からすると資金調達の方法というのが「ICO」の詳細です。
IEOとは?
IEOとICOの違いはコイン発行元が違います。
IEO:仮想通貨取引所
仮想通貨取引所が発行する仮想通貨をIEOといいます。一般組織や企業などが発行するICOに比べて「信頼性」が高いのが特徴です。
ICOは、コイン発行元が上手く運営し開発しないと価値が上がりません。実際に通貨として取り扱いされるには、仮想通貨取引所への上場が必須です。
複数の取引所へ上場することで、流通が起こり価値が上がっていくのですが、必ずしも上手くいくとは限りらないので、ICOは特に投機的な面があり大損する可能性もあります。
その点IEOは、取引所主体で発行するので、取引所への上場が確定しています。仮想通貨取引所への上場が、ICOのひとつのゴールでもあるので、IEOは最初からそこをクリアしているので、価格が安定、価値が上がりやすく、暴落しにくいと判断出来ます。
今後はICOは無くなり、IEOが主流となっていく理由がこれです。
メリットとデメリット
ICO/IEOへのメリットとデメリットとは?
コイン発行元側、投資家側で2つの側面から紹介します。
コイン発行元のメリット
・手軽に資金調達が出来る
・ネットから世界中の投資家に向けて依頼が出来る
・資金調達の結果で話題性を出せる
・資金の返済義務がない
投資家のメリット
・安い価格でコインを手に入れることが出来る
・通常ないボーナスや特典がある場合がある
・運が良ければ大儲け出来る
・面倒な手続きもなくネットで購入出来る
コイン発行元のデメリット
・ICOの運営に失敗すると、投資家の信用を無くす
・法整備などにより資金調達自体が出来なくなる
投資家のデメリット
・返金保証が無く、開発が失敗すればコインの配布もされない
・投資した金額より価値が大きく下回る可能性もある
・詐欺目的としてICOが増え、被害にある可能性がある
以上の通り、ICO/IEOのメリットとデメリットがありますが、ICOよりもIEOの方がリスク少ないです。
ICOとIEOの注意点
ICOとIEOへ参加する際の注意点と心構えをまとめました。
何度も言いますが、ICO/IEOは投機的な側面が強くハイリスクハイリターンな投資です。
・ホワイトペーパーを熟読する
・開発のロードマップを見る
・開発メンバーを確認する
・投資金額は余剰資金で
・すべては自己判断
過度な煽り文句には気を付ける
投資商材すべてにおいて言えることですが、過度な煽り文句の広告や集客をしているICOは上手く運営され上場後、価格を上げた試がありません。
ほとんどが上場後、暴落するか上場すら出来ず電子ゴミとして終わります。
ホワイトペーパーを熟読する
過度な広告で判断するのではなく、コインの特性や開発スケジュールが分かるホワイトペーパーをチェックしましょう。ホワイトペーパーとはコインの仕様書、要件が書いてる分でほとんどが英語ですが、google翻訳でも十分わかります。
参加の判断はホワイトペーパーを見るところからスタートといっても過言ではありません。
開発のロードマップを見る
ホワイトペーパーを確認したら、運営やマーケティングなどのロードアップが公開されているか確認しましょう。
そのロードマップを見てスケジュール通り進んでいるかも判断基準です。
開発メンバーを確認する
ICOは複数人のチームで開発していきますが、開発メンバーをチェックしましょう。
何らかの経歴や実績がある人が関わったICO/IEOであれば、それだけも期待値が上がり、価格が上がりやすくなります。単純にうまく開発されるはずです。
投資金額は余剰資金で
仮想通貨に限らず、投資は生活に負担が掛からない余剰資金で投資しましょう。
仮想通貨バブルの2017~2018年では、大儲けのチャンスと全財産をICOへつぎ込み、それが詐欺だった。とほほ。というニュースもありました。
投機的な面が強いので、最大でも資産の10%~20%までに抑えておきましょう。
すべては自己責任
言葉のとおり、誰も守ってくれません
仮想通貨の特性上、中央管理者がいません。なにか問題が起きた時も自分自身で行動し解決するしかありません。
仮想通貨のICO/IEOはネットからの情報で知ることが多いですが、なにか問題が起きても、紹介してもらった人に責任を問うことも出来ず、最終的に購入を判断した自分の責任となります。
ICO/IEOでコインを購入する方法
ICOに参加するためには?
ICOはネットで情報が広まるため、何らかの方法で情報が手元に来るようにしないといけません。
また開発初期のお得な情報は、内々でのみ公開されるのであらかじめ仮想通貨サロンや有料コミュニティに参加しなければそういった情報に出会うことはありません。
ICOの情報を得る方法は以下の4つです。
・仮想通貨系のメルマガ登録
・仮想通貨系のLINE@登録
・仮想通貨系ブログ/サイトをこまめにチェック
上から順に情報が得やすい媒体です。
ただ、注意点として紹介したとおり、怪しいICOやゴミのような商材も多くあるので、しっかり精査してください。そしてICOは規制が掛かり、今後はIEOが主流となっていきます。
IEOに参加するためには?
IEOは仮想通貨取引所が主体となったコインです。
その為、情報を得るなら仮想通貨取引所への口座解説をして、取引所から案内されるメールをチェックしていればOK。
IEOか公平に執り行われるので、あらかじめ案内される期間内に申込出来れば簡単に購入可能です。
もちろん、仮想通貨取引所以外にもネットで情報が広まると思うので、そこで評判や特徴などをチェックして判断するのもいいでしょう。
IEOの情報を得る方法は以下の4つです。
・ネットで検索して情報取集する
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最後に
ICOとIEOとは?注意点や購入方法を紹介しました。
仮想通貨自体これから伸びていく市場なので、ICO/IEOも数年単位で長い目で様子をみると良いでしょう。
もしICO/IEOへ参加し、無事取引所へ上場されたけど、価格が10分の1になってしまったとしても、2年後3年後には普及して価値が上がることもあります。
上場のタイミングで利益が出ていれば売るという判断もよいですが、もし思うように値上がりせず、損切するくらいなら長期間保有し、忘れた頃に爆上げしてた!というパターンを狙うのも楽しいかもしれませんね。
今回はここまで、最後までお読みいただきありがとうございます。たろーでした。