オプティマムファスティング

「オプティマムファスティング」とは?効果と実践方法を解説【ファスティング】

ファスティングに興味を持ち調べてみたけど、リバウンドのリスクもあるみたい。リバウンドしない安全なファスティング方法はないのかな?

 

 

そうお困りではありませんか?

「ファスティング」は減量や体質改善の効果がありますが、正しい知識がないと危険があったりリバウンドのリスクもあります。

 

せっかく痩せたのにリバウンドするのは絶対嫌ですよね。

 

本記事ではファスティングコンサルタントが「リバウンドのリスクを考慮したオプティマムファスティング」について解説します。

効果や実践方法を具体的に解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

  りんたろう
#ファスティングコンサルタント #腸育コンシェルジュ
30年来のアトピー/アレルギーが改善したことに感動し「ファスティングコンサルタント」「腸育コンシェルジュ」の資格取得/同じくアトピーや体調不良に悩む人、キレイに痩せたい方に向けて食事やファスティング方法について発信中

 

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「オプティマムファスティング」とは?効果と実践方法を解説

 

「オプティマムファスティング」とは坂田武士さんが提唱しているファスティング方法。

坂田 武士さん
薬剤師・予防医学士・スポーツファーマシスト昭和大学薬学部薬学科を卒業後、薬剤師免許を取得。医療、介護の現場に10年携わる中で予防医学やエイジングケアの重要性を感じ、2006年に独立。2009年に株式会社サムライフ設立。筋肉を維持して脂肪だけを落とす『オプティマム・ファスティング』は、健康・美容業界のプロの間でクチコミで広がり、便秘外来のクリニックやエステサロン、プロスポーツ選手などにも取り入れられている。

 

ファスティング(断食)中に「タンパク質」を摂ることで筋肉の分解を防ぎながら減量が出来ます。

 

「通常のファスティング」ではファスティング期間中は固形物を摂らずに必要最低限の栄養と水分補給のみで過ごすのですが、

空腹感や好転反応は強く出る可能性があり、初心者にとってハードルが高いのです。

 

「オプティマムファスティング」ではそういった心配がないので初心者でも安心して取り組めるファスティング方法と言えます。

次に「なぜ、通常のファスティングではリバウンドしてしまうのか?」を見ていきましょう。

 

 

リバウンドの原因を知る

リバウンド

 

ダイエットで起こる「リバウンド」の仕組みを知っていますか?

 

無理な食事制限、間違ったファスティング方法をすることで以下のことが起きます。

1:過度な食事制限
2:血糖値が下がる
3:血糖値を保つために糖の代わりを探す
4:脂肪と筋肉が分解され糖になる
5:筋肉が分解されることで基礎代謝が下がる
6:痩せにくく太りやすくなる

 

少し深堀して解説します。

 

過度な食事制限

体重を減らすためには「運動」と「食事制限」が大切です。

ですが、「運動はめんどくさいから食事制限を頑張ろう」と考える人も多いでしょう。

 

「サラダだけ」「水だけ」「こんにゃくだけ」など、必要な栄養が摂れない状況を作ってしまいがちです。

 

 

血糖値が下がる

そうすると、身体を正常に保つために必要な「糖」が不足します。

 

身体に蓄積されている「糖」は約半日~1日ほどしか持たないので、

1日以上の食事制限を行えばと当然「低血糖」になってしまいます。

 

 

血糖値を保つために糖の代わりを探す

血糖値は高くても低くても危険なので、不足した「糖」の代わりになる物質を身体の中から探します。

結論、「糖」の代わりになるのが「脂肪」と「筋肉」です。

 

 

脂肪と筋肉が分解され糖になる

身体の中で「脂肪」と「筋肉」が分解され「糖」へと変換されます。

女性なら「脂肪と筋肉なら減って嬉しい!減量できる!」と思うかもしれませんが、落とし穴があります。

 

 

筋肉が分解されることで基礎代謝が下がる

「基礎代謝」とは、身体が正常に機能するために「内臓」などが働き消費されるエネルギーです。

人間の身体で一番カロリーを消費しているのは「筋トレ」や「運動」ではなく「基礎代謝」なんですね。

 

その「基礎代謝」は「筋肉量」に大きく関係しており、

「筋肉量」が大きければ大きいほど「基礎代謝」が上がり、痩せやすく太りにくい体質と言えます。

 

 

痩せにくく太りやすくなる

つまり、「筋肉」が分解され「筋肉量」が減ったことで「基礎代謝」⇒カロリーの消費量が減ります。

「痩せにくく太りやすい身体」の完成です。

 

この状態で、今まで通りの食事に戻すとどうなるのか?

1:食事の量は同じ
2:基礎代謝は減ってるので消費されない
3:体重が増えていく
4:リバウンドしてしまう

 

 

リバウンドの原因がわかってきましたか?

オプティマムファスティングは「タンパク質」を摂ることで筋肉の分解を防ぎつつ食事制限をするので、これらの問題を解決したダイエット方法と言えます。

 

 

「オプティマムファスティング」の実践方法

 

では、さっそく「オプティマムファスティング」の実践方法を紹介します!

 

・プロテイン
・無調整豆乳
・米麹の甘酒
・シェーカー
・ミネラルウォーター
・塩

 

「プロテイン」は出来れば吸収の早い「ホエイプロテイン」を用意しましょう。味はお好みで大丈夫です。

「無調整豆乳」は市販に売られているものでOK、砂糖が入っている加工豆乳はNGです。

「米麹の甘酒」甘酒はアルコールの入ってない「米麹」の甘酒を用意します。砂糖が入っていない無添加の甘酒がベスト。

 

お水はファスティング期間中にたくさん飲んでもらうので、ネットなどで大量購入しておくと運ぶ手間もなく便利です。

この材料を使って「ファスティングドリンク」を作ります。

 

 

1食分のドリンクの作り方

プロテイン

 

・プロテイン:20~25g
・無調整豆乳:300ml
・米麹の甘酒:100ml

 

この3つの材料をプロテインを混ぜるようのシェーカーに入れ、シェイクします。

夏場は冷たく冷やした方が美味しいですが、お腹がビックリするので常温で作るのがコツ

 

投入をレンジで600Wなら30~45秒ほどあたためて、甘酒とプロテインをいれれば常温に近くなります。

甘酒はレンジでチンすると麹菌が死んでしまうので、あたためは豆乳だけです。

 

プロテインと甘酒も甘いので飲みやすいと思います。

個人的にはプロテインの味が「バナナ」や「チョコ」おすすめ。甘酒と混ざっても美味しいですよ。

準備期間(1日目)

 

本格的な「ファスティング」の前に1日だけ「準備期間」という慣らし期間を用意します。

当日の過ごし方はいつもと変りなく過ごしてもらって大丈夫。

 

食事を以下のように変更します。

時間食べる物
消化によい和食(魚OK)
消化によい和食(魚OK)
ファスティングドリンク

 

※朝昼は食事を摂ってもいいのですが、消化に良い物であること、そして食べ過ぎないように意識しましょう。

夜はゆっくりお風呂に入るなどしてリラックスした状態で、早めに休むようにします。

 

 

ファスティング期間(2~3日目)

プロテイン

 

ファスティングの日が来ました。

2日間は以下のメニューで過ごします。

 

時間食べる物
ファスティングドリンク
ファスティングドリンク
ファスティングドリンク

 

プロテインを摂っているのでお腹が空きにくいと思いますが、積極的に水分補給をしましょう。

1日2ℓを目安に水分補給をします。

 

当日はいつも通り過ごしても大丈夫ですが、ハードワークや慣れない危険作業などは避けてください。

どうしても空腹に耐えられない場合は塩を一つまみ舐めてみましょう。多少空腹感が紛れます。

 

 

復食期間(4日目)

 

最後の1日です。

いきなり今までの食事に戻すとお腹がビックリしてしまうので、消化に良い物から食べるようにします。

 

時間食べる物
重湯またはお粥+具なし味噌汁
お粥+野菜を煮たお粥+納豆
ファスティングドリンク

 

重湯やお粥など消化に良く、エネルギーになるものを摂ります。

お昼は具ありの味噌汁や納豆もOK、夜は消化を休めるためにまたファスティングドリンクで過ごします。

 

翌日からの食事は特に制限はありませんが、出来れば野菜中心の食事を数日間継続することをおすすめします。

 

 

ファスティングの注意点

 

「オプティマムファスティング」の注意点を紹介。

 

・16歳以下はやらない
・特定の病気の方は医師に相談
・好転反応

 

「ファスティング」は食事制限するので一時的ですが栄養不足の状態になります。

16歳以下の方は成長阻害される可能性があるのでファスティングは行わないようにしましょう。

 

また以下の疾患や病気がある方は独断でファスティングを実施しないように注意が必要です。

・心筋梗塞
・脳梗塞
・循環器系の疾患
・腫瘍や難病
・肝硬変など肝炎
・肺や腎臓の機能不全
・やせの糖尿病
・精神病
・生理中の方
・PMSが重い方
・痩せすぎている方

 

 

最後に「好転反応」について、オプティマムファスティングは好転反応が出にくいファスティングといえます。

ただ、出にくいだけで何らかの体調不良「頭痛」「吐き気」「倦怠感」などが起きるかもしれません。

 

もし辛くて我慢が出来ない場合は、迷わず中止して消化に良いものを摂りましょう。

何度でもチャレンジするのでファスティングなので頑張った分の努力は無駄にはなりません。

安全第一で行動してくださいね。

 

 

オプティマムファスティングの違い

 

「通常のファスティング」と「オプティマムファスティング」でどう違うのか?どちらがおすすめか?

 

と迷ってしまいますよね。

 

通常のファスティング

「通常のファスティング」では、プロテインや豆乳は摂らずに酵素を意識したファスティングドリンクを飲みながら食事制限をします。

 

・コールドプレスジュース
・レモネード
・酵素ドリンク
・甘酒

 

プロテインは「タンパク質」が多く含まれていて、筋肉を作るメリットもありますが、一番消化しづらい栄養素というデメリットもあります。

また豆乳には消化不良になるデメリットもあるので、通常のファスティングでは嫌煙されるものです。

 

 

オプティマムファスティング

「オプティマムファスティング」はこれまで紹介した通り、タンパク質を摂るからこをリバウンドしずらいダイエットが出来るというメリットがあります。

 

また空腹感を感じづらく、好転反応も出にくい特徴です。

「なんか矛盾してない?」と思ったかもしれませんがそれは正しくて、求める結果によって実践すべきファスティング方法違うからなんです。

 

 

オプティマムファスティングがおすすめな人

 

「通常のファスティング」がおすすめな人

 

・最近疲れがとれない
・寝ても寝てもだるい
・暴飲暴食し過ぎた
・アトピーや花粉症が辛い
・肌の調子が悪い
・冷え性

 

このような方は「デトックス/体質改善」の効果が強い、「通常のファスティング」がおすすめです。

もちろん、減量も期待でいますが一番の効果はデトックスなので慢性的な体調不要の改善を期待したい方は「通常のファスティング」がおすすめ。

 

 

「オプティマムファスティング」がおすすめ人

 

・運動が嫌い
・でも痩せたい
・食事制限がニガテ
・リバウンドしたくない
・手軽にファスティングがしたい

 

このような方は「ダイエット」の効果が高い「オプティマムファスティング」がおすすめです。

 

消化器官を休めるという効果は薄いですが、リバウンドのリスクなく減量が出来るというのが一番のメリットでしょう。

その時の状況や目的に合わせて、ファスティングの方法を選んで実践すればより効果が期待できます。

 

ぜひ覚えておいてくださいね。

 

 

まとめ

オプティマムファスティング

 

「オプティマムファスティング」とは?効果と実践方法」について解説しました。

 

・プロテイン
・無調整豆乳
・米麹の甘酒
・シェーカー
・ミネラルウォーター
・塩
・16歳以下はやらない
・特定の病気の方は医師に相談
・好転反応

 

また通常のファスティング方法についても紹介しましたが、正しい知識で実践するのが大切です。

以下の記事で「自宅で出来る具体的なファスティングの実践方法」を解説しているので併せて読んでみてください。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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