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ファスティング期間以外で健康を意識した食事方法【ファスティング】

ファスティングをして身体も心もキレイになった気がする!この状態を維持するために食事にも気を付けていきたい。ファスティングの要素を取り入れながら健康意識した食事ってどうしたらいいの?

 

 

 

ファスティングを成功させてキレイで元気になったら「出来るだけ元気な状態を継続したい」ですよね。

継続的にファスティングを行うのも効果的ですが、日々の生活でメンテナンス出来れば最高です。

 

具体的には「食生活」がとても大切!

ファスティングコンサルタントが、ファスティング後も継続したい食事方法について詳しく解説します。

 

  りんたろう
#ファスティングコンサルタント #腸育コンシェルジュ
30年来のアトピー/アレルギーが改善したことに感動し「ファスティングコンサルタント」「腸育コンシェルジュ」の資格取得/同じくアトピーや体調不良に悩む人、キレイに痩せたい方に向けて食事やファスティング方法について発信中

 

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ファスティング期間以外で健康を意識した食事方法

 

ファスティング後の身体の軽さ、心の爽快感はとても気持ちが良いですよね。

出来ればこの状態を維持しながら毎日生活をしたいけど、長期間ファスティングを行うことが現実的ではありません。

 

ちょっとした知識と行動によってファスティング後の自然治癒力の高い身体を維持することが出来ます。

 

今回は食事方法について詳しく解説するのでぜひ参考にしてみてください。

 

腸内環境がすべて

 

身体がイキイキと健康的であるためには、腸内環境がすべてと言っても過言ではないでしょう。

 

腸内、つまり消化器官は食べたものを「消化」「吸収」「排泄」しています。

これらの働きは身体の機能の中でも重要視されており、優先的にエネルギー(ここでは消化酵素)が使われています。

 

食べたものが正しく消化出来なければ、栄養素が十分に吸収されません。

消化吸収できずにそのまま残った食べ物は腐敗し、毒素が身体に吸収されてしまいます。また悪い菌のエサともなります。

 

血液がドロドロになり栄養が行きわたらず、体調不良やさまざまな病気が発症してしまう悪循環です。

腸内環境が良く元気であれば、これらの問題は起きないのです。

 

 

間違った常識を改めよう

 

ではどのように腸内環境と整えると良いのでしょうか?

 

今までの私だったら「腸内に良いならヨーグルトかな?

と判断してたくさん買いに行っていたと思います。もちろん間違いではありませんが正しくもありません。

 

まず、昔からの「健康に良い常識が間違っている」ことを知ってください。

 

牛乳、ヨーグルトは腸に良い?

牛乳は健康に良いイメージがありませんか?

実は近年認識が改めて検証されており小児糖尿病、アトピー性皮膚炎・花粉症・ぜんそくなどのアレルギー疾患、

貧血、肥満、骨粗しょう症、心臓病、乳がん等々、現代の人々を悩ませている疾患の最大の原因となっているという指摘がされています。

 

びっくりですよね。

筆者は小さいことからアレルギー性アトピーに悩んでいたのですが、たしかに牛乳をたくさん飲んでいたことを思い出しました。(1食1ℓ飲んでたこともあります)

 

日本人をはじめとするアジア系の人種は、牛乳や乳製品に含まれる「乳糖」を分解するのが困難な体質のため、乳製品の消化には多くのエネルギーを要し、かつ消化しきれない場合は腐敗してしまうのです。

 

ヨーグルトなどの発酵食品を選ぶのであれば、納豆や味噌など昔から日本人になじみのある食材が良いです。

 

力を出すなら肉を食え?

昭和世代の方ならウンウンと頷いてくれると思います。

スポーツの試合前に力を付けるために焼肉だ!と行っていたのではないでしょうか。

 

たしかにタンパク質は大切な栄養素ですが、いろんな栄養素の中でも一番消化に時間が掛かるのです。

 

消化に時間がかかるということは、たくさんの「消化酵素」が浪費されてしまうということです。酵素の浪費は身体にとって一番のダメージになります。
そして消化しきれなかったタンパク質のカスは腐敗してしまいます。

 

タンパク質を摂るのなら魚や大豆などがおすすめです。

 

野菜や果物の種にも栄養がある?

野菜や果物の生の種、皮にも栄養素が豊富でまとめて食べた方が良いと聞いた事があるのではないでしょうか。

たしかに栄養素はたくさん摂れますが、摂ってはいけないものも一緒に摂ってしまう可能性があります。

 

野菜や果物の生の種は酵素の働きを抑えるABA(アブシジン酸)が含まれており、体内に入ると消化酵素、代謝酵素の働きをブロックして酵素を浪費、免疫低下になると言われています。

 

せっかく栄養があるものをたくさん食べても酵素が浪費されれば十分に吸収できません。なお加熱した種であればABA(アブシジン酸)消えるので問題ありません。

ブドウ、スイカ、リンゴ、ナシ、みかん、レモン、ピーナッツ、アーモンド、大豆、小豆も生で食べないようにしましょう。

 

玄米は身体に良い?

この流れならもうお分かりですね。

玄米は栄養価が高いので健康を気にする方は白米よりも玄米を選んでいると思います。

しかし食べ方を注意しないとむしろ身体の毒になるのは知っていましたか?

 

玄米も種です。なのでABA(アブシジン酸)が含まれているのでしっかり加熱して食べる必要がりますが、炊飯器程度の熱ではABA(アブシジン酸)は消えません。

では圧力なべなど高温で炊けばいいのか?というとそうでもなく、強力な発がん性のあるアクリルアミドが発生してしまう危険があります。

 

玄米を食べるの時は、通常の炊飯器や圧力なべではダメなんですね。

正しい食べ方は「発芽させる」ことです。

 

発芽玄米って聞いた事がないでしょうか。あれは玄米を発芽さえてAGAを取り除いた調理方法なんです。

ざっくりレシピですが、

 

米に生の小豆、ごぼう、サツマイモ、冷え、泡、キビなどの雑穀、生駒、干しシイタケ、切干大根、昆布、わかめ、うめぼし糠やこうじ(玄米2合に対して小さじ3杯)

これらを20時間以上水に付ける、その後普通の炊飯器で炊くと発芽玄米の出来上がりです。

保温しながら作る方法もあるので参考程度に紹介しました。

 

 

意識すべき食事方法

 

お待たせしました。健康を意識した食事のポイントはこちらです。

 

・量より質、小食を心掛ける
・食べる順番を意識する
・食物繊維を摂る
・水分をたくさん摂る
・生食を心掛ける
・薬、抗生物質は最悪

 

量より質、小食を心掛ける

食べ物をたくさん食べれば消化、吸収に労力が使われ消化器官が疲れてしまいます。

身体に良くない添加物、砂糖の塊、栄養が無い物をたくさん食べるよりも、無添加で栄養価が高い昔ながらの食事を少量摂るほうが健康的に過ごせます。

 

食材のポイントは「まごわやさしい」です。

ま:まめ (豆類)
ご:ごま (種、実類)
わ:わかめ (海藻類)
や:やさい (野菜類)
さ:さかな (魚介類)
し:しいたけ (キノコ類)
い:いも (イモ類)

なんだか味気ないと思うかもしれませんが、ファスティング後の方ならこれらの食材でも十分満足出来ると思います。

 

食べる順番を意識する

食べる順番を変えるだけで、酵素の消費量が変わります。

 

食べる順番はこの順番

①野菜、果物
②魚、肉
③炭水化物

 

実はフレンチななどのコース料理はサラダ、スープ、メイン、炭水化物、デザート、コーヒーと理にかなった食事の順番になっています。

先に野菜、果物を摂れば血糖値の急上昇も抑えられいいことばかりです。

 

食物繊維を摂る

食物繊維は腸内の善玉菌の栄養源にもなり、腸内の環境を整える効果があります。

その他にも血糖値の急上昇を抑えたり、コレステロールの低下する効果があります。

 

食物繊維には水溶性と不要性がありますが、どちらも大切で半々になるようにバランス良く摂ることがおすすめです。

大豆、ごぼう、穀物
熟れたフルーツ、芋類、海藻類

 

水分をたくさん摂る

ファスティング中もたくさん水分を摂ったのと同じく、身体のほとんどが水分で出来ており血液をサラサラにするために必要です。

ムリに水をガブガブ飲む必要はなく、お味噌汁や生の野菜からも水分は補給できます。

出来れ冷たいキンキンの水よりも、常温や白湯を飲む方が内臓にも優しく、排便を助ける効果もあります。

 

生食を心掛ける

酵素は熱に弱い性質があります。だいたい45℃~70℃で変性してしまいます。

つまり体内で補えない酵素を食べ物から摂りたいなら「生で食べる」ことが大切です。

 

とはいえ、生の野菜や果物、お刺身ばかり食べていては辛くなるのでバランスが大切です。

だいたいでいいのですが、加熱したもの6割、生もの4割の6:4がいいでしょう。

ムリに頑張ってストレスを溜めてしまっては逆効果です、出来る範囲で生食を取り入れてみてください。

 

薬、抗生物質は異物

ちょっと体調を崩したりすると市販の薬や痛み止めを飲むことがあると思います、でも身体にとっては異物でしかありません。

 

身体の異変や痛みは身体からのサインです。「このままだとやばいよ」と知らせているのです。

それを薬の力で無効化しても本来の痛みや問題は解決していませんよね。

 

また、抗生物質は悪い菌を殺して病気にならないようにするものです。

しかし同時に身体にとって必要な良い菌も殺してしまうため、かえって免疫力を低下させてしまう結果になります。

 

いちど死んでしまった善玉菌が戻るのには数カ月の時間がかかるので、よほどの事がない限り処方された抗生物質は飲まないようにしましょう。

 

 

酵素が身体を助ける

 

ここまでで腸内環境が大事、酵素が重要な働きをしていると知ってもらえたと思います。

事実、酵素は身体の中の内臓の働き、細胞のリセットなどの原動力になっているものです。

 

これらが浪費され少なくなればどんどん身体が弱ってしまうでしょう。

いかに酵素が浪費されず、充足しているか?が健康へのカギとも言えます。

 

こちらの記事でも詳しく解説しているのでざひ参考にしてみてください。

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まとめ

まとめです。

・量より質、小食を心掛ける
・食べる順番を意識する
・食物繊維を摂る
・水分をたくさん摂る
・生食を心掛ける
・薬、抗生物質は最悪
健康的な生活には腸内環境がすべて
酵素を意識した食事を心掛ける

 

 

以下の記事で「自宅で出来る具体的なファスティングの実践方法」を解説しているので併せて読んでみてください。

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