
そんな疑問に答えます。
本記事では「退職代行」の詳細と注意点、役立つ情報など詳しく解説します。
仕事を辞めたいけど「言いづらい」「退職させてくれない」と、悩んでいる人に向けた内容です。
・退職代行のメリット・デメリット
・よくある質問
・退職代行の流れ
退職代行とは?
「退職代行」って聞いたことはあるけど、実際どんなサービスなのか分からない。
「会社を辞めさせてくれる」と漠然としたイメージを持っていませんか?
退職代行のサービス内容はコチラ
・退職するまでのフォロー
・有給消化の依頼
・賃金、残業代の未払い交渉
・退職金の交渉
・賠償請求の対応
・転職サポート
上記のとおり、
あなたの代わりに会社へ退職の意を伝えるサービスです。
その他に必要な交渉や転職サポートをしている会社もあるので、あなたの希望にあった退職代行を選ぶことが大事です。
退職代行を申し込む人とは?
会社を辞めることは本人の自由です、法律でも職業選択の自由は保障されています。
しかし、会社に「辞めたい」と言えず働き続ける人、言ったけど辞めさせてもらえない職場など、苦しんでいる人がたくさんいるのが現実です。
退職代行を選んでいる人
・上司が怖くて相談できない
・強く引き止められる
・辞めたいと言ったが聞き入れてくれない
・パワハラが多い職場で居心地が悪い
・ブラック企業で辞めさせてもらえない
このような理由で20代~30代の方が退職代行に申し込む人が増えています。
退職代行の種類、違う点
退職代行の会社はたくさんありますが、大きく分けて3つに分類することが出来ます。
・労働組合法人
・退職代行会社
どんな違いがあるのか?詳しく見ていきましょう。
弁護士事務所
弁護士事務所、または在籍している会社が運営している退職代行です。
退職代行は「非弁行為」という問題が注目されています。
法律で許されている場合を除いて、弁護士法に基づいた弁護士の資格を持たずに報酬を得る目的で弁護士法72条の行為(弁護士業務)を反復継続の意思をもって行うこと。引用:Wikipedia
簡単に説明すると、弁護士以外の人がお金をもらって法律事務の仕事をすることは違法だよ。
ということです。
「法律事務」は退職にあたり賃金や残業代など「交渉事」を指します。
つまり、弁護士運営の退職代行は違法性の心配もなく、退職に伴う交渉をすべて対応することができるプロです。
費用は相場の2倍の5~6万ほど掛かりますが、ブラックな職場やトラブルが起きそうな会社相手なら、弁護士運営の退職代行が良いでしょう。
労働組合法人
労働組合法人は、弁護士事務所ほど専門的な交渉はできませんが、法律で認められた労働組合が運営する退職代行。
法適合の労働組合であれば退職率も100%と確実性も高く、しかも安く手軽に申込ができるメリットがあります。
最近では労働組合法人を名乗りながら、ただの一般企業が運営していたという問題も起きているようです。
クレジット決済や振込先名義が個人や株式会社になっている場合は危険で、労働組合や弁護士を装った業者の可能性があります。
退職代行会社
一般企業は運営している退職代行、正規の運営で弁護士指導や監修している会社もあります。
先述した「非弁行為」の問題があるため、交渉事は一切できません。
あくまで代理で会社を辞めることを伝える。退職までの手続きを進めるのみです。
その分費用も安く最安で2万円ほどで見つけることができるでしょう。
アルバイトの退職代行や比較的簡単に辞めれそうな仕事の場合は安さ重視で選んでもいいかもしれません。
退職代行のメリット
退職代行を申し込むメリットがコチラ
・会社や上司と連絡不要
・面倒な手続きをすべてお任せ
・どんな状況でも辞められる
・転職サポートをしている会社もある
退職代行は申し込んだ当日から、会社へ行かなくてもいい「即日対応」がほとんどです。
また退職時に面倒なのが会社からの連絡ですよね。そちらも一切取る必要なく、手続きもすべて退職代行にまかせてOK。
よほどの事が無い限り退職で問題が起こることがなく、専門性の高い退職代行にお願いをすれば、ほぼ100%退職が可能。
転職サポートをしている会社もあります。ただ退職後はゆっくり休みたいと思うので、うまく活用するかはあなた自身の判断でOKです。
退職代行のデメリット
退職代行のデメリットはコチラ
・退職後の人間関係が悪化
・激安業者に任せて退職失敗の可能
・結局自分で尻ぬぐいする
・人によっては辞め癖がつく
会社を辞めることは難しくも、金が掛かることではありません。ただ辞められない職場で働いていることで、最低でも数万円の費用が掛かってしまいます。
また、退職代行を使うことで以前の職場の人との関係性が悪くなる可能性もあります。同じ職場で今後も仲良くしたい人には事前に事情を説明すると無難です。
一番サイアクなのが激安業者に任せたせいで退職失敗することです。再度会社へ出社するハメになり、上司や同僚からの視線は冷たく、文句を言われるかもしれません。
最後に、人によっては「こんなに簡単に辞めれるんだ」と知り、仕事を辞めるクセが付くかもしれません。それだけ手間無く簡単に辞めることが出来ます。
よくある質問
退職代行へ申し込むにあたり、よくある質問や疑問をまとめました。
気になる内容があれば、事前に確認してみてください。
退職代行によってお問合せ方法が異なり、電話、メール、LINEなど24時間受付がほとんど
はい、退職代行によって100%の実績公開もしています
即日対応がほとんど、申込時の無料相談で確認してみましょう
本人には連絡しないよう伝えるのでほとんど連絡来ない、万が一連絡が来ても無視で大丈夫
本人同様にご家族には連絡がしないように伝えることができるが、強制力がないので会社側の判断となる。
正当な報酬は受け取る権利があります。会社側で拒んだ場合でも弁護士事務所であれば賃金や残業代交渉が可能
後日郵送で送るように手続きが可能です。適宜調整をするので退職代行に相談してみましょう
賠償に関する交渉は弁護士事務所でのみ対応可能です。ただ賠償にかかる費用もあるので訴える会社はほぼゼロ
退職代行から指示がありますが、後日郵送で届く場合がほとんど
退職可能です。退去日の調整も退職代行で行いますが、移動できる準備を整えておきましょう
退職代行へ申込をする際には、無料で相談ができるので気になる項目を再度聞いて確認してみてください。
そのほかに疑問が出た場合も、なんでも相談してみましょう。
退職代行の流れ
退職代行の申し込みを決めて、退職までの流れはコチラ
・申込する
・お金を払う(後払い/分割もあり)
・退職代行が対応
・退職完了
退職代行へ申し込みし、退職が完了するまでは何度でも無料で相談が可能です。
不明点や不安点、困ったことがあれば何でも相談しましょう。
申し込み後は基本的に退職代行からの連絡を待ち、指示に従うだけで大丈夫です。
疲れた心と身体をゆっくり休めて、今まで出来なかった好きな事をしてリフレッシュしましょう。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
退職代行のサービス内容やメリットデメリットなど細かく紹介しました。
・退職代行には「弁護士」「労働組合」「一般企業」の3種類ある
・弁護士:費用高い/専門性高い、交渉可能
・労働組合:平均相場/法的にも安心、実績あり
・一般会社:費用安い/退職の申告のみ
もしあなたが、仕事が辛くて辞めたいけれど「辞められない職場」で働いているなら、
一度退職代行を検討してみてはいかがでしょうか。
ブラック企業や過労死など、今の日本は異常な状態です。
会社の為に生きるか、自分自身の為に生きるかを今一度考えてみて後悔のない選択をしてください。
今回はここまで、最後までお読みいただきありがとうございました。たろーでした。
退職代行をお願いするか迷っている。色々な会社があるしどこが良いのか分からない。費用は安い方がいいけど、しっかり対応して欲しいし、違いを分かりやすく教えてほしいな。 そんな疑問に答えます。[…]