投資といえば株式投資だけど、そもそも株ってなんだろう?簡単に仕組みを勉強したい。
そんな疑問や問題について解説します。
本記事では、株式投資初心者の方や株の仕組みを理解したい方向けです。
小学生でも理解できるようにわかりやすく下記内容について解説します。
・儲けの仕組み
・株式で稼ぐ方法
・基本の知識について
ではさっそく解説です。
小学生でも理解できる株の仕組み【株式投資ってなに?】
私は株式投資の経験は3年ほどです。
積極的に売買するのではなく、長期保有で株式配当や優待をメインで狙っていました。
・魅力的な株式優待
・単純に好きな会社、応援したい会社
残念ながら株式投資のみで生計を立てられるような実力はありませんが、基本的な知識は理解しているつもりです。
そんな私だからこそ、初心者目線で説明や解説が出来ると思うので、リラックスして気軽に読んでいただければと思います。
そもそも株って何?

配当ってなに?

株主優待ってなに?
「株主優待」とは、現物の配当と思ってもらえれば大丈夫です。
「配当」は現金だったのに対して、「株主優待」はその会社の商品や割引券、引換券などがあります。
たとえば。。
・ショッピングモール系なら割引券
・食料品の会社なら自社の商品
などなど多岐にわたり、結構面白い株主優待もあったりします。
自分の好きな商品を販売している会社が株式上場しているのであれば、その商品や割引券が手に入るかもしれません。
といった感じで「株」とは、会社に対してお金を投資しましたよという「お金を出した証拠の券」ということです。
配当や株主優待は年1~2回で会社によって付与のタイミングが異なります。
株が発行される仕組みとは?

株が発行される仕組みについて解説していきます。
株というのは会社の経営陣や家族などの身内で発行、保有することは出来ます。
投資家などの一般からの購入してもらい資金を調達したい場合は「証券取引所」に登録する必要があるんです。
聞いたことがないでしょうか?
「旦那は東証一部上場の企業に勤めてます」とか「上場企業の社長です」とか。
その「上場」というのが「証券取引所」への登録を表しています。
日本国内の証券取引所はこちらです。
・名古屋証券取引所
・札幌証券取引所
・福岡証券取引所
※大阪証券取引所は東京証券取引所と合併し、現在は大阪取引所となってます。
証券取引所の中でも、「一部」「二部」「その他呼び方」で分かれています。
ちなみに「一部」が一番審査が厳しく上場が難しいので、東京証券取引所の「一部」に上場している会社は誰もが知っている大企業が多いです。
株式会社が「株」を売買できるようにするには、証券取引所への上場が必要ということです。
株を投資家が買うことによって、そのお金は会社の運営資金になり新しい事業や新商品の開発などが出来るようになります。
株式投資はどうやって儲ける?

株式投資で利益を得る方法は大きく2種類です。
専門用語ですが「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」
インカムゲイン
インカムゲインとは?「Wikipedia」ではこう書いてあります。
先述した「配当」や「株主優待」が該当します。
簡単な覚え方としては「保有しているだけで増える利益」です。定期預金などの利息などもインカムゲインと言えますね。
数億円の資産を持っている人なら、株式投資のインカムゲインでサラリーマンの年収ぐらいなら簡単に稼ぐことが出来ます。素敵です。
キャピタルゲイン
キャピタルゲインとは?こちらも「Wikipedia」から拝借
株は為替や不動産のように価格が変動します。1株当たりいくらといった感じです。
キャピタルゲインは購入価格よりも高い価格で売却することで出る利益を指します。
簡単に説明すると「高く買って、安く売る」時の利益ですね。
たとえば、1株=100円の時に100株購入したとします。あなたが持っている株の価値は1万円です。
100円 × 100株 =10,000円
その会社の株が、1株=1,000円に急騰しました。あなたの株の価値は10万円になります。
1,000円 × 100株 =100,000円
このタイミングで売却すると9万円の利益となりますよね。これがキャピタルゲインです。
細かい話をすると、信用売買という方法もありますが簡単な内容ですが後述します。
どうしたら株価が上がる?下がる?



逆に株価が下がるときも同じです。
なんらかの要因で株を保有していた株主が「この株もういらなーい」と売却し始めると株価は下がります。
どうやって株を売買するのか?
株の売買する方法はかんたんです。
私達のような個人投資家は、証券会社の登録がないと株を買うことが出来ません。
証券会社の口座開設
証券会社はたくさんありますが、簡単に開設できるネット証券がおすすめです。
証券会社によって手数料の違いや取扱いしている株の種類も異なるので、初めのうちに数社登録しておくと良いです。
5年間の当時に「SBI証券」「マネックス証券」「カブドットコム証券」の3つの口座開設をして、あとから「楽天証券」を開設しました。
日本株は「SBI証券」をメインに使っています。海外株は「楽天証券」がいいです。
公式サイトの口座開設のページはこちらが簡単です。
LINE証券
単元株
株を購入するとき、売却するときは「1株ずつ」「100株ずつ」「1000株ずつ」と購入株数が決まっています。
これを「単元株」と言います。
基本は「100株ずつ」の購入ですが、会社によって異なるので実際に購入する際に気が付くと思います。
株価が1株=100円だった場合。
単元株によっては、100円単位で買える場合、1万円単位で買える場合、10万円単位で買う場合があるということです。
現物・信用の売買
先述で少し話がでましたが、株の売買には「現物と信用」の2種類があります。
「現物」とは、言葉のとおり証券会社の口座に入っている金額を元に株を売買する方法です。
購入した株の株価が上がれば、利益が出て嬉しいですが、もし株価が下がれば損失となります。
損失が出た時は悲しいですが、入金したお金以上にお金が減ることはありません。あなたが買った物の値段が下がっただけで値段が下がったことによって誰かにお金を払うことは無いからです。
その反面「信用」とは、証券会社の口座に入っている金額 + 証券会社にお金を借りて株の売買をする方法です。
現物での売買では口座には100万円しかなければ200万円の株を買うことは出来ません。
しかし信用売買では「最大3.3倍」まで証券会社から借りることが出来ます。レバレッジやテコと言ったりします。
現物と信用の違う点
「現物取引で100万円の売買」と「信用取引で口座の100万+保証金200万の300万円」で売買した場合の結果を式で表します。
結果はB社という株を購入したが購入株価が半分になってしまったとします。価値が半分なら意味は同じでは?と思うかもしれませんが下記のような結果となります。
<現物取引の売買>
100万円 ÷ 2 =50万円
価値:100万円 ⇒ 50万円
証券会社から借りたお金:0円
手元に残ったお金:50万円
<信用取引の売買>
300万円 ÷ 2 =150万円
価値:300万円 → 150万円
証券会社から借りたお金:200万円
手元に残るお金:-50万円
証券会社へ200万円返さないといけないので、手元の150万円を払ったあとに追加で50万円を入金しなければいけない。
信用取引は大きく利益を出すことも出来ますがリスクも大きくなります。
そのことを理解したうえで売買をする必要があるので初心者は現物取引でスタートしましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回解説した内容は、初歩的な内容ばかりでしたが少しでも理解が深まれば幸いです。
株式投資は投資対象が「会社」という点から、より身近に感じることが出来ます。
好きな商品やサービスの会社株を買ってみることも出来るので面白みがあります。
また、ほかの投資に比べて国の税制も優遇されているのでコスパがいいです。
最近はスマホから簡単に株を売買することが出来る時代なのでもし興味があるなら初めてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。たろーでした。