
そうお悩みではありませんか?
どーも、株トレーダー(自称)たろーです。
こちらの記事では、
株式投資の利益に対する税金について
詳しく解説します!
・確定申告と特定口座
・NISAなど非課税枠について
では、さっそく解説です。
【株式投資】株の税金はどうすればいいの?
はっきりいって、税金って嫌ですよね。
出来れば払いたくない。
私たちリーマンのような給与所得の場合、
頑張って働いて、稼げば稼ぐほど税金が高くなる。
なぞの労働意欲が削がれる仕組みです。
とはいえ、払わない選択肢はありません。
脱税ダメ!絶対!!
前置きが長くなりましたが、
実は株式投資の税率は一律なんです。
働いて稼ぐよりも、株で儲けた方がコスパがいい。笑
株式投資の税率や課税額について後述していきます。
いくら利益が出たら税金がかかる?

まず、会社員やアルバイトなど給与所得がある人と、
主婦や個人事業主など給与所得がない人で金額が変わります。
給与所得ある人 | 給与所得ない人 |
20万円 | 38万円 |
1年を通して、
20万円または38万円を超える利益
が出たら税金をはらうことになります。
利益は「キャピタルゲイン」である、
株の売買で得た利益。
「インカムゲイン」である、
株式配当金と株主優待で得た利益です。
「株の売買」で得た利益と「株式配当」で得た利益は、
イメージしやすいですが
「株主優待」で得た利益がちょっと異なります。
株主優待は、現物だったり
割引券、商品券、会員特別優遇だったり
お金に計算するのが難しかったりします。
別の記事で詳しく解説したいと思いますが、
基本は下記の20万円、38万円で覚えておきましょう。
給与所得ある人 | 給与所得ない人 |
20万円 | 38万円 |
税金の利率と種類
続いて「払う金額」について
株式投資の税金は一律20.315%となります。
内訳はとしては「所得税」「住民税」があり
所得税が15.315%、住民税が5%
合計で「20.315%」です。
給与所得のように稼げば稼ぐほど課税される
累進課税ではありませんので、
投資としてのコスパが良いです。
ちなみに株式優待はこれに該当されず、
「雑所得」として区分されます。
なので最大で55%(所得税45%+住民税10%)の課税となります。
余談ですがFXや仮想通貨の利益は雑所得扱いです。
1年間で利益が発生したら、
翌年の春に税務署で確定申告し税金を支払う必要があります。
だいたい2月中旬から3月中旬で、その期間内に申告します。
給与所得や不動産所得がある場合、
そちらの所得とは切り離して「申告分離課税」で申告しましょう。
確定申告不要?特定口座とは

そんなあなたも大丈夫!
確定申告を自分でしなくてもいい方法があります。
それが「特定口座の源泉徴収ありを選択する」です。
証券会社の口座には2種類あります。
「特定口座」と「一般口座」です。
違いはこんな感じ↓
ー | 特定口座(源泉徴収あり) | 特定口座(源泉徴収なし) | 一般口座 |
確定申告 | 不要 | 必要(報告書あり) | 必要(すべて自分) |
一般口座
一年間の収支計算からすべて自分で行い
確定申告をする必要があります。
手間も時間もかかるのでおすすめしません。
特定口座
特定口座には「源泉徴収のあり・なし」があります。
「源泉徴収あり」では、
収支計算から確定申告まですべて証券会社がします。
つまり自分で確定申告が不要
「源泉徴収なし」では、
確定申告は自分で行う必要がありますが、
収支計算の報告書の作成まで証券会社が行ってくれるので
自分でも比較的簡単に確定申告が出来ます。
株式投資初心者、確定申告が面倒な方は、
特定口座で源泉徴収ありの一択です。
NISAについて
税金で忘れてはいけないのが
NISAです。
NISAとは2014年から始まった
非課税で投資が出来る制度です。
非課税に出来る金額や期間が限られていますが、
投資初心者など、
少額から投資を始める方にピッタリといえます。
まとめるとこんな感じ↓
対象年齢 | 20歳以上 |
非課税枠(金額) | 120万円 |
期間 | 最大5年間 |
投資対象 | 株式投資・投資信託 |
メリット | 合法に節税が出来る |
勘違いしがちですが、
120万円の利益が非課税になる訳ではなく、
120万円の投資で得た利益が非課税になる
というものです。
たとえば、
650万円になって売却した
利益は150万円だから、そのうちの120万円は非課税で課税は30万円だけだ!
3倍の360万円になった。売却して利益は240万円
240万円は非課税となる!
は正しいです。
次に「つみたてNISA」です。
こちらは投資信託での利益が非課税になる制度です。
毎月積み立てで購入した金額で得た利益に対して非課税なので
株式投資では利用出来ません。
まとめるとこんな感じ↓
対象年齢 | 20歳以上 |
非課税枠(金額) | 40万円 |
期間 | 最大20年間 |
投資対象 | 投資信託 |
メリット | 長期間でコツコツ派 |
「NISA」と「つみたてNISA」で違いがありますが、
同時に利用することは出来ません。
株の売買をせず、投資信託のみ投資するなら「つみたてNISA」で良いでしょう。
ちなみに現在の「NISA」は、
2023年で終了となります。
まだNISAを試してないのならお早めに!
2023年から5年間は非課税枠が使えます。
2023年以降は非課税で投資が出来ないのか?
というわけではありません。
2023~2028年では「新NISA」が始まり
大きな違いは非課税枠が、
120万円から102万円へと減額されます。
詳しくは証券会社へ問い合わせするか、
下記金融庁サイトに掲載されてます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
株式投資で儲けたら粛々と納税する。
うっかり脱税とならないように注意しましょう。
今回紹介した、
特定口座や源泉徴収ありへの変更は
証券会社で簡単に変更できるので、
確定申告したくない方は、一度確認してみて下さいね。
今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました!たろーでした。