こんにちは、たろーです!
このブログのタイトルにもなっていますが、私本が好きなんです。
小説や専門書、啓発書、マンガ、雑誌とにかく何でも読みます。
そんな私がタメになったなーとか勉強になったな、など記憶に残った本を紹介していこうと思います。【読書のススメ】シリーズで記事にしていこうかな?なんて考えています。
偏りがあるかもしれませんが、内容の紹介とまとめをしつつ紹介していきますので面白そうなタイトルだな!と思ったら読んでいただけたらと思います。
ということで記念すべき?第1冊目は【金持ち父さん貧乏父さん】です。
世界的に有名な一冊ですよね、大人はもちろん子供にも読ませたいお金やビジネス、投資の重要性を学ぶことが出来きます。私も何度も読み返す一冊です。
お金と投資を学ぶなら【金持ち父さん貧乏父さん】
著者ロバート・キヨサキさんの幼少期に友人のマイク、お金持ち父さん、貧乏父さんが登場します。
冒頭は時代の変化でこれからどんな世の中になるのか?ただ良い学校に進み、良い会社へ就職するだけでは危険なこと。
お金に関する知識(ファイナンシャルインテリジェンス)やお金の流れ(キャッシュフロー)の重要性を説く内容が書かれています。
私が初めてこの本を手に取ったのは高校の図書館でした。
その明確で興味を引く本のタイトルに魅かれ読み始めたんです。でも正直高校生という若さや頭の悪さでなかなか理解できず読み進めるのに苦労した記憶があります。
30歳になって改めて読むと「ヒシヒシ」と伝わるリアルな現状に、
おもわず『うんうん』『たしかにそうだな』と相槌を打ちながら読むことが出来ます。
この本の初版は2000年なので約20年前に書いた内容の通りの日本になっているのはスゴイですよね。人生経験によってこの理解度は変わってくると思いますが何度も読むとそのたびに気付く点があると思います。
お金持ち父さんの6つの教え
「金持ち父さん貧乏父さん」では、はじめにお金持ち父さんの6つの教えを謳っています。それはこちらです。
・お金の流れの読み方を学ぶ
・自分のビジネスを持つ
・会社を作って節税する
・お金持ちはお金を作り出す
・お金の為ではなく学ぶ為に働く
この6つの教えの詳細は本で感じとってほしいので詳しくは書きません、がどうですか?
ちょっと意識高めでとっつき難いなーって感じる人もいるかもしれません。私なんてそんなの無理ですって拒絶反応が出てくるかもしれませんが、これが目からウロコというか大事なことだったりします。
これから学び始める若い人は特に
・お金の流れの読み方を学ぶ
この考え方を頭にいれておけば、今働いている仕事に対する意識が変わったり、そもそも辞めて新しい仕事をしようと思うかもしれませんね。
資産と負債の違い
資産と負債の定義ってなんだと思いますか?
私は「金持ち父さん貧乏父さん」を読むまで勘違いをしていたんです。本を読む前のまでの「資産」と「負債」の認識↓↓
資産 | 負債 |
・銀行の貯金 ・価値のあるもの ・マイホーム ・土地 ・車 ・高級時計 ・金などの貴金属 |
・借金 ・クレジットカードのローン ・住宅ローン ・車のローン |
どうですか?あなたも本を読む前の私と同じ認識じゃないですか?この定義がまったく違うわけではないんですが、金持ち父さんの「資産」と「負債」の定義は異なります。ではその定義がどんなものなのか?それは。。。
【資産は自分の財布にお金を入れてくれる】
【負債は自分の財布からお金を取っていく】
です。「はあ。。?」って思ったあなたの為に詳しく説明しますね。
資産とは価値のある家や高級時計ではなく「あなたが何もしていなくても、あなたの財布にお金を入れてくれる仕組み」ということです。
資産 | 負債 |
・あなたが何もしなくてもお金が入るもの ・賃貸不動産 ・貸し出している土地(駐車場) ・お金を生む仕組み(ビジネス) |
・あなたが何もしなくてもお金が出ていくもの ・マイホーム(ローン、固定資産税、維持費) ・車(ローン、自動車税、ガソリン) ・土地(固定資産税) |
だんだん理解できて来ましたか?同じ不動産でも、夢のマイホームは「負債」で、賃貸不動産は「資産」なんです。
これには反論もあると思います。「建物や土地の価値もあるのに負債な訳ない!」と、言い分はわかりますがお金持ちの思考ではないんですね。
私もこの考えかたを理解してからはゴミを買うことはしなくなりました。投資やビジネスでお金をたくさん損してますが、お金が自然と貯まるような習慣になってます。
お金持ちになる為の10のステップ
「金持ち父さん貧乏父さん」では内面的な考え方や統計的な実話、仕事や家族、人生についても書かれています。
そしてお金持ちになるための10のステップを紹介しています。この1から10のステップをすれば1ヵ月で100万円がすぐ稼げるようになるとかの類ではなく「考え方」に該当します。
これは、よくたとえ話にされる「お腹が空いている人に魚をあげるか?魚の採り方を教えるか?」の話しと同じで、一時的な方法ではなく、考え方を学ぶことで本当にお金を稼ぐ力をつけるものだと思います。
1.強い目的意識を持つ
「目的、目標」を持ちましょう、小学生の頃から大人に何度も言われてきた言葉ですね。聞きなれ過ぎて「はいはい、知ってる知っている」と聞き流す大人がほとんどじゃないですか?
でも大事な事なんですよね、これって
一部を除いて、人間ってすぐ怠けてしまうので「なぜやるのか?」という強い理由を初めに持つ必要があります。もし強い目的を持たずとも夢が叶う世の中だったら、既にみんな全員お金持ちだし、経済は周っていないです。
なぜ夢が叶わないか?
その理由はカンタンです。夢を叶えるのは「難しい」からです。
↓
継続する為には頑張る理由がいる
↓
「目的・目標」を持とう
2.毎日自分で道を選択する
人生は選択の連続である、だれかが言った言葉のように人間は1日のなかで9000回選択をしているそうです。
9000回ってすごい数ですよね。
・アラーム止めたけど、起きる?起きない?
・顔洗うのが先?歯を磨くのが先?
・朝ごはんは食べる?食べない?
・なに食べる?。。。。
といった感じでしょうか?笑
この選択の中で「目的・目標」に繋がる選択をすることが出来ているか?という話しです。
お休みの日に何をしようか?
・遊びに行こうか?買い物に行こう!という選択もいいですし、
・今日はしっかりカラダを休めよう、散歩してゆっくりお風呂に入って早めに寝よう!でもいい
・目標の勉強で本を読もう、セミナーへ参加しよう!でもいい
人に流されることなく、自分で出来るようにしないとあなたがお金持ちになりたい、自由になりたいと思った時にそういった行動がとれなくなります。
3.友人は慎重に選ぶ
これホント大事、めちゃ大声で伝えたい。
小学生の頃に仲良かった友達、中学校の頃に仲良かった友達、高校で仲良かった友達、大学で仲良かった友達でずーっと継続している友達って少なくないですか?
単純に離ればなれになったという理由もあるかもしれませんが、人は成長の度合によって付き合う人が変わるんですね。これは無意識に起こることです。
大人になっても同じことが起こります。
あなたがこのままの生活は嫌だ、周りの友人も同じような悩みをもっているなら、あなたそのステージから上に這い上がらないといけません。カンタンな手段が付き合う人を変える、目標にするような人達と仲良くするだけ。
ただ注意してほしいのが「この人と仲良くしてたら良いことありそう」とか打算で近づくのは辞めましょう。なにも生まれません。ホントに。
私は友達が不要だと思う人間ですので、仕事やビジネスでの大切な仲間はいますが友達はいません。
4.新しいやり方を次々と仕入れる
はい、ここからビジネスや投資、よりよい生活に必要なフェーズに入ってきました。
過去の成功経験にとらわれて、同じ手法や同じことを繰り返すことしかしないといつかは結果が出なくなったりするものです。ビジネスや投資の世界では常に新しいことに注目していかなければ淘汰されます。
また、私生活でも同じことが言えます。
一昔前の一般的な常識の固い頭のままでは、職場の仲間や部下、後輩との意思疎通も大変になりますね。
新しい情報は常に仕入れつつ、その中から取捨選択する。根本となる信念はブレない大人がカッコいいです。なのでやはり一番手軽な方法が「本を読む」なんですね。
その他にも「人に会って学ぶ」「専用動画で学ぶ」「セミナーへ参加する」などもあります。
きっと中には、面白くなかった、その時はためにならなかった情報もあると思いますが、意外なところで話題のタネになったりするものです。
自分が興味のあることでもいいし、それ以外のなにかでもいいので情報を仕入れるクセをつけることが大事です。
5.自分に対する支払を先にする
どうですか?よくわからないですよね?「自分に対する支払を先にする」ってつまりどういうことなのか?
こちらも実際に「金持ち父さん貧乏父さん」を手に取り読み進めて行ってほしいのですが、これは「自己管理や自制心」のステップになります。
生活するうえで、必要な家賃や光熱費などの費用とは別に自分が欲しいものなどお金がかかりますよね。その何よりも先に自分に投資しましょう。ということです。
先に自分に投資してあとから諸経費を払うのと、先に諸経費を払ってから自分に投資するので何が違うのか?同じと思うかもしれませんが、これも人間の心理的なもので先に諸経費を払って、今月はお金が1万円しか残らなかった。もしくは1円も残らなかった。だと成長はありませんよね。
でも先に自分に投資することで間違いなく成長が見込めます。お金が足らなくなったらどうするのか?無責任なことは出来ない。と思うかもしれませんが、そこも重要で家賃などの滞納を勧めているのではなく、足りないお金をどうしようか?と強制的に考え行動するようになります。
マイナスモチベーションを上手く活用するということですね。
6.ブローカーにたっぷり支払う
昨今の日本ではブローカーという人種になじみは無いと思いますが「その道のプロには報酬を惜しむな」という教えです。
わたし達はスーパーマンではないので、記憶できる専門知識や行動できるカラダには制限があります。だからこそ色々な専門分野の仲間をもった方がいいし、その仲間と良い関係でいるためにも正当な報酬は惜しんではいけません。
仲よくすることで、あなたが悩んだときに力になってくれたり、新しい情報を教えてくれたり。学ぶことが沢山あります。聞いた話しですが、お金持ちの人はそう言った専門家との打ち合わせはホテルのラウンジ、高級な食事もすべて支払うと聞きます。
そういったマインドがあり行動することで、結果的に良い関係が生まれさらにお金持ちになれるのだと
ムダ使いとこういった必要経費の違いをしっかり学んでおくとよいでしょう。
7.もとは必ずとりもどす
なんだか食べ放題にいく前に意気込む私のようです。
でもこちらは投資の話しです、投資した資金をかならずもと(元本)以上は取りたいと思うものです。こちらのステップでは投資の手法やマインドが書かれています。
具体的に説明すると、私は株、FX、仮想通貨に投資していますが初めに投資した金額のもと(元本)分の利益が出たら、その元本分だけ抜いて残りの15万円を放置しています。
1か月目 | 2か月目 | 3か月目 | 4か月目 |
30万円投資する | 30万円(元本)+5万円(利益) | 30万円(元本)+10万円(利益) | 30万円抜き、残り15万円(利益) |
これは上手く運用出来た場合の例ですが、こうすることで元本は回収できて次の投資に回せますし。
発生した利益はもともと無いあぶく銭なのでもし無くなってもダメージ0です、減った増えたという一喜一憂でメンタルを持ってかれることもないし、そのまま上手く運用できればどんどんお金は増えていきます。
8.贅沢品は資産に買わせる
お金は使わなければ貯まるし、使えば減る。
あたりまえのことだけど、ずっと我慢なんてしたくないし必要な物もあるだろう。それが大きな買い物の場合もあります。
そんな時に貯金を切り崩し、ローンで買うのは辞めましょう。(ローンは最悪です)
じゃあどうするのか?カンタンです。7.で稼いだお金で買うんです。「資産」ってなんでしたっけ・・・?そう「自分の財布のお金をいれてくれる」ものです。そういった仕組みや不動産で稼いだお金で買えばいいのです。
もし「資産」がないのなら、作ることに専念した方がいい。投資でもいいし事業やビジネス、ブログでもいいと思います。
9.ヒーローを持つ
ゲームやアニメ、マンガの主人公や実在のスポーツ選手などに憧れた経験はないですか?
「カッコいい」「あんな風になりたい」きっとそう思ったと思います。私は仮面ライダーの必殺技やポーズを必死に真似して仮面ライダーに完全になりきっていました。
小さなころに自然とやっていた『真似をする』『ヒーローになりきる』が大人になってからも大切
大人になってからも、自分の憧れの人ならどう考えるか?どう行動するだろうか?という考えで成長したり、今まで出来なかったことでも、『あの人が出来たんだから、自分も出来るようになりたい、いや出来るはず』と
もし、身近に憧れのヒーローがいなければ偉人や歴史上の人物でも良いと思います。まずはそんな人物を探してみていかがでしょうか。
10.教えることで得る
これは、なんとなくわかりますかね?経験がある人もいるでしょう。
人になにかを教える時、自分でも理解していたつもりの内容がいざ説明すると時にうまく説明できない。そしてもう一度確認して教わる人が分かりやすいように構成する。
そのステップで、より理解が深まり教える側にも得るものがあるというものです。
「金持ち父さん貧乏父さん」では、それ以外にも『先に与える』という考えかたについて書いてありました。その内容はとても深く、ぜひ自分自身で読んでほしいのでここでは詳しく書きません。
今ならamazonで中古で1円、送料合わせて300円程で買えるのでぜひ。
感想
いかがでしたか?
今回は投資とお金を学ぶきっかけとして、おすすめしたい『お金持ち父さん貧乏父さん』について書きました。
具体的な株やFXなどのテクニカルな専門書を勉強するよりも、まずは先に考え方を学ぶほうが先だと思います。
でないと、うまくお金が稼げても心から豊かにはなれない。
また著者のロバートキヨサキさんはこれ以外にもたくさん本を出していて、
私はこのシリーズをすべて読んでいるのでいつかまた紹介することがあるかもしれません。
夏休みの読書感想分みたいな感じになってしまいましたが、ここまで
最後までお読みいただきありがとうございました! たろーでした。